札幌市にあるマンションのエントランスに、今月は真っ白い大ぶりなダリアの花をメインにしたフラワーアレンジメントを飾りました。
北海道の冬は苗花がほとんど出回らず、ギャザリング寄せ植えを飾ることが難しいので切花でアレンジして飾っています。
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ダリアの花はとても豪華です。
市場でこの真っ白で大きなダリアの花に一目惚れしてしまいました。
このダリアの花をメインしようと決めて他の花材を合わせていきました。
こちらのアレンジメントは柳の木の高さを含めると1メートル超えの大きな作品になっています。他にも8種類以上の植物をつかっています。
紹介していきますね。
ダリアの花のアレンジメント 花材紹介
フラワーアレンジメントに使った花材の8種類を紹介します。その他枝物として赤目柳を使っています。
ダリアのフラワーアレンジメントの解説
大ぶりのダリアを3本使いフォーカルポイントをやや下に集めています。
全体の色味は白の他にアルストロメリアのピンクとアクセントにデルフィニュームの水色がポイント。
その他ダリアと同じ白色のスカビオサやブルースターの白の小花を散りばめるようにいれて全体をまとめています。
ミモザアカシアは全体のフォルムに長い枝として高さを出すのに使い、小花がついているところは下葉として低めにカットして小花を見せれるようにお花の間にいれています。
グリーンのスプレーバラはバラとしての存在感よりも、間を繋ぐような脇役となっています。花びらが開いているのや蕾なども可憐にひっそりといい味をだしてくれています。
スカビオサも可愛らしい丸い形をした白い花がポンポンと小気味良いポイントになっています。
またスカビオサのグリーンボールは花びらを無くした実のような形で面白みを出している。
アルストロメリアは花びらに特徴があり比較的背の高さを生かすような活け方が多いのですが、ここでは花を低めに入れてダリアを浮き立たせる為に色としての使い方を重要視しています。
低めに活けたことで、アルストロメリアの花びらのフォルムの美しさが引き立った気がします。
全体を大きく見せているのは、赤目柳のスラット広がるように伸びる枝です。実のような花もフワフワとした産毛が顔を出し、面白い花材です。
高い部分の空間を埋めるデルフィニュームの小花の美しさや、水色の色味のアクセント感がこの作品のなかでも気に入っています。
まとめ
フラワーアレンジメントは寄せ植えを作る時とはまた違った面白さと、なんといっても華やかさがあるのでつくっていても楽しいです。
マンションのエントランスは室内といえど、玄関なので氷点下近くなってしまうので、最初は少し心配していたのですが、意外にも水が凍らないかぎり綺麗に咲いていてくれて、かなり花持ちもよいことがわかりました。
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