3月です。新しくエントランスのフラワーアレンジメントを活けるために市場に行ってきました。
ど真ん中にミモザコーナーがどんとできていて、あふれんばかりの黄色!春だな〜と明るい気持ちになりました。
そして大好きなラナンキュラスのラックスも綺麗な黄色のツヤツヤなお花も入荷していて、メインカラーを黄色にしてみました。そして紫のスカビオサが素敵だったので反対色でコントラストの強い作品に仕上がりました。
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アレンジメント作品の全体図
飾る場所が2ヶ所あって、エントランスのサイズに合わせて大小サイズで2つ作ります。(花材は同じです)
花材紹介
ミモザとラナンキュラスのアレンジメント解説
全体を見るとミモザの溢れるような黄色の花とラナンキュラスラックスのお花で上方は黄色をあつめています。
下方で反対色の紫のカラーやスカビオサの割合が多めになっています。
黄色と紫のコントラストが強い配色の間を繋げるように、落ち着いた色合いの八重ラナンキュラスや白系のバラなどがはいっています。
ラナンキュラスラックスの黄色い花びらの中心には赤紫の色味が入っていて、紫色のカラーやスカビオサの花びらとよく合います。
ミモザの黄色い花びらは可愛らしさが際立ちますが、カラーの大人っぽいシンプルなフォルムや白いレースが入ったドレスのように艶っぽいスカビオサの花やバラなどと合わせることで可愛らしくもエレガントな雰囲気が出せていると思います。
八重の花びらを持ちシックなベージュピンクのラナンキュラスもエレガントなイメージを持っています。
ミニチューリップは花びら近くの葉以外は大きな葉を全て取りのぞき、花びらのかわいらしさを目立たせ強調しています。スティーミラーの産毛をまとった白銀の葉のあいだからチューリップの可愛らしい花がのぞくように活けています。
白のバラも少し黄緑がかっていてエレガントでもありナチュラルに間を埋めてくれています。
ミモザアカシアの木と赤目柳、モルセラの黄緑色の面白い葉で全体の輪郭をつくっています。
3月は桃の節句なので、ほんの少しだけ白桃の木を間に少し入れています。
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