開花期が長くて可憐な花「胡蝶蘭」。
大きく豪華な鉢で、病院やお店の開院、開店祝いなどに贈る、特別で高価な贈り物と言うイメージではないでしょか?
<スポンサーリンク>
胡蝶蘭も手軽に寄せ植え出来るのです!
そんな胡蝶蘭を手軽にセンス良くご自宅に飾ってみたく有りませんか?
ミニ胡蝶蘭なら手頃な価格で手に入り、サイズもお部屋に丁度いいのです。お花を長く鑑賞した後はグリーンアレンジとしてそのまま楽しめます。
ギャザリングした観葉植物と胡蝶蘭の寄せ植えは、室内を明るく華やかにしてくれますよ♪
まずは胡蝶蘭について知りましょう
【胡蝶蘭ってどんな花?】
胡蝶蘭は直射日光を嫌うので、室内に最適なお花です。しかも花もちがいいので、長い期間お部屋を華やかにしてくれます。
胡蝶蘭はもともと熱帯地域のお花で多湿の気候を好みます。
野生の胡蝶蘭は、東南アジアを中心に熱帯亜熱帯の地域に自生しています。昼夜の寒暖差が大きい高温多湿を好み、明るいけれど半日陰の木の枝の高い位置で風通しの良い枝や幹に根を張り付かせて育ちます。
しかし胡蝶蘭の根には、水を吸収しやすいといった特徴があり、そのために水をやりすぎてしまうと、根腐れの原因となり、お花を弱くしてしまいます。
水やりの頻度としては通常7~10日に1回程度で、表面が乾いて乾燥している時を目安として水やりをしましょう。
【胡蝶蘭の置き場所は?】
適温は10℃~28℃で寒い場所は苦手です。その一方で直射日光にあててしまうと葉焼けをおこしてしまい、胡蝶蘭が弱ってしまう原因になります。お部屋の中では、直射日光が当たらないよう、レースカーテン越しに置き、風通しの良い明るい場所を選びましょう
【胡蝶蘭の開花後は?】
鉢植えで花を咲かせている胡蝶蘭は、だいたい1ヶ月以上は綺麗な花姿を楽しむことができます。根本から順に開花して、タイミングが少しずつずれることを考えると、花数が多ければ、3ヶ月近く楽しめる場合もあります。
全ての花が咲き終わった後は、3節目あたりで切ると、もう1度切った節目から花が咲くことがありますが、これを何度もくりかえしてしまうと、花株が弱る原因となります。
茎の根もとから切ってあげると株をあまり弱らせずに済すみます。
寿命はずっと長くて、丁寧に育てれば、10年、20年、さらには50年以上とも言われています。綺麗なお花を長期間楽しめるだけでなく、生命力のとても強いところが人気の理由です。
【冬季の育て方は?】
冬は急に温度を変化させたり、寒い場所には注意が必要です。適温をまもりましょう。
また、空気が乾燥する上に室内での暖房による乾燥に注意する必要があります。エアコンなどの暖房機器の風が当たる場所は胡蝶蘭にとってはかなりつらい環境です。乾燥状態が続くとつぼみが変色したり、咲いている花や株が弱ってしまいますので加湿器で湿度を調節すると良いでしょう。
乾燥気味の時は霧吹きで湿度を与えてあげるのも有効ですので、好天の日の朝、葉の部分に噴霧してあげましょう。
胡蝶蘭のふるさとの熱帯地域に近い育て方を意識してあげて下さいね。
そんな可憐で素敵な花「胡蝶蘭」をもっと身近に楽しむには!
観葉植物と一緒にギャザリングしましょう!
胡蝶蘭を観葉植物と一緒に寄せ植えするのは、普通の鉢でもいいですし、ガラスの花器にも植える事が出来ます。
しかし、用土は選ばなければなりません。
胡蝶蘭の生い立ちや特性を考えると、土では根腐れしていまうので使えません。もともと、木に張り付いて生きているような植物ですので、根も風通しが必要です。
なので、胡蝶蘭にもやはりベラボンが最適です。
観葉植物は胡蝶蘭よりも少し深植えしてあげるのがコツです。そうすることで、しっかりと水を吸いたい観葉植物と根を少し浮かせ気味に植えた胡蝶蘭が共存出来るのです。
胡蝶蘭と観葉植物の特性を考えながらギャザリングのワンユニットを作る事で、今までは出来なかった胡蝶蘭のプランツアレンジメントに仕上がります。
観葉植物のギャザリングレッスン
フルーレでは室内向けに観葉植物のギャザリングレッスンを承っております。
先日、限定で入荷して来たミニ胡蝶蘭をガラスの花器に植える観葉植物のギャザリングレッスンを行いました。
帰省中のお嬢さまと一緒にご参加下さいましたお客様の作品です。
<スポンサーリンク>