ドライフラワーのリースの作り方にはいろいろな方法があります。
ドライになる前の植物をリースに巻きつけていったり、植物を小分けにして束を作ってからリースにつけていく方法。
また、すでにドライの状態の植物をグルーガンを使って作るドライフラワーリースなどです。
(作り方動画がありますのでよかったらみてみてください)
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ドライになる前の植物を使ったドライフラワーリースの作り方
乾燥していない生の枝葉を使う場合は、完全にドライになった植物と違い、柔軟性があるのでワイヤーを巻き付けて直接リースに巻き付けることができます。2つのタイプのワイヤーの使い方をご紹介します。
①リース用ワイヤーでつくるドラフラワーリース作り方
長めのユーカリなどの枝葉は、10センチから15センチくらいの長さにあらかじめカットしておきます。
短く切り揃えた数種類の枝葉を束にして、そのままリースの台に束を乗せて巻き付けていきます。この時使用するのがリース用のワイヤです。
こちらのワイヤーは途中で切らずに最後まで使います。
枝葉の束をリースの台に乗せてワイヤーをリースの輪に2回くぐらせて巻き付けて固定。この形状のワイヤーはしっかりきつく締め付けるのにとても適しています。巻き付けたところに次の束を乗せて同じようにしっかり2回ずつ巻き付けていきます。
リース束をぐるっと一周させて、最初の束の所まで来たら、最初の束を少し持ち上げて見えないところで最後の巻き上げをしてワイヤを切り、しっかり止めてから危険の無いように処理します。
②地巻きワイヤーをつかうドライフラワーリース作り方
地巻きワイヤーを使ったドライフラワーリースの作り方はアナベルや紫陽花などの枝が細くって繊細なものを束ねる時に使うのに適しています。あと、松ぼっくりや、ポイントに加えたいリボンやアイテムを最後に取り付ける場合にも重宝します。
アナベルドライフラワーリースは生花の状態で小さな束をたくさん作って、順番にリース台につけて完成させます。数日飾って置くだけでそのままの黄緑色でドライリースになりますよ。ただし、日光に当ててしまうとすぐに黄色く変色してしまうので注意しましょう。
地巻きワイヤーは、はだかワイヤーに色紙などを巻き付けたもので、使用するリース台の色に合わせて選べます。
長さは36センチで太さは番手で示され、#20→#30と数が大きくなるにつれて細いワイヤーになります。
リースで使用するなら、26番か28番がおすすめ。ちなみに今回は26番を使っています。
すでにドライになってしまった花を使う場合は、次にご紹介するグルーガンを使った方法があります。
乾燥したドライフラワーをグルーガンで作るリース
すでに乾燥しているドライフラワーはワイヤーでくくるとバラバラと散ってしまう可能性があります。
そんな時はグルーガンを使うとそのままの状態で素早く接着できます。生花やオーナメントも好きなところに接着できるので万能な工具といえます。
グルーガンは棒状のスティック差し込み、電熱で溶かした接着剤がリース土台とドライフラワーを接着していきます。溶けたプラスチックはすぐに固まるので、素早くどんどん作品作りをしていくことができます。(溶けたプラスチックは熱いので手につかないようにヤケドに注意してください。)
3分で見れる動画を作ったのでよかったら参考にしてください♡
ドライフラワーリースを作った後の飾り方は?
ドライフラワーは室内で鑑賞します。
ドライフラワーはもろく壊れやすいので、日光にあてたり、雨風などは厳禁です。
パラパラとお花やリーフが落ちてくるのが気になる場合は、『ネオルシール』などのドライフラワー用の硬化剤をスプレーしておくと型崩れ防止になりますよ。
ドライフラワーリースは軽いので、壁などに小さなピンなど開けれる場合は直接壁にかけるのも素敵です。(あらかじめ引っ掛けられる輪をリースにワイヤーで取り付けておきましょう。)
壁に取り付けるのが難しい場合は、ドライフラワーのリーススタンドなども種類が色々あるので利用してみてください。
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ドライフラワーリースの作り方 まとめ
ドライフラワーリースを作る方法の基本さえ知っていれば、ドライフラワーの専門店で買い揃えるだけではなく、身近な切り花も取り入れて作ることができます。アナベルのドライフラワーリースも庭で咲いていたお花をそのまま使用して作りました。
手に入りやすい道具も多いので、思っているよりも始められやすいことが伝わればいいなと思います。
一応参考までに、資材などが販売されているサイトのリンクを貼っておきますね。楽しんで作ってみてください。(サイズやメーカなどは当サイトに掲載されているものとは異なりますのでご留意ください。)