お花を植えて1か月を過ぎた頃、やっとお花もいっぱい咲いてきた寄せ植え、でもその鉢植えは思ったように育っているでしょうか?
もし、満足のいく寄せ植えにならなかったなら、体験して下さい!
ギャザリングの植え方を!!
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ギャザリングの植え方は、植えた時が完成品
ギャザリングの植え方は、一つの容器にお花やリーフを花束にして、たくさんの植物を使い、密集させて植えていて、アレンジメントフラワーのような 寄せ植えとも言われています。
なので度々、「そんなに密集して、植物が窮屈で苦しくないの?」と心配する声も聞かれるのですが…
でも本当に植物は窮屈なのでしょか?
自然に生えている草花はもともと密集して生えていますね。
むしろ、密集は自然の姿とも言えるのかもしれません。
そしてこの密集こそがアレンジメントの様なデザインを可能にしているのです。
また、これがギャザリング植えした作品がそのままのキレイさを保ちながら成長し過ぎず2〜3か月長持ち出来る秘訣でもあるのです。
今までの寄せ植えのように隙間を明けて大きく育つのを待っていると、強い植物だけがどんどん大きくなって、段々バランスが取れなくなる事がよくあります。
私もいつもそれに悩まされて来ました。
一方ギャザリングは、密集していて、根が育つスペースがあまり無いのでムダに大きくならず、そのままの形でゆっくり育ってくれるのでお花は次々に咲くのに形はあまり崩れないのです。
まさに、初めから完成品を作る事を可能にしています!
お手入れも、徒長したり、花姿が乱れたりしない分、以前の寄せ植えの数倍楽になったように思います。花がら摘みだけですから。
ギャザリングの花苗や資材について
ギャザリングをするには選ぶお花が重要です。
実はギャザリングにも欠点があるのです。
それは、ギャザリングはどんな苗でも作れる訳ではないと言うことです。
沢山の花を密集させて植えるには、土を落とせるだけ落とさなければならないので、やはり作りたては根には負担も有るのです。
より丈夫で活きのいいキレイな植物を使わないと、失敗する可能性が出てきます。
全国でギャザリングの事を理解しているお店を探してみましょう。より強くてキレイな苗を提供してもらえるはずです。
あらかじめ株分けすること前提に挿し木で一ポットに何本も植えて有るカリブラコアなど、ちょっと高めの値段設定でも何ポットもの価値のある実はリーズナブルな苗など、ギャザリング用の苗がどんどん開発されています。
土のかわりにベラボンはとても優秀です
ギャザリングで植えこむ為にはやはり用土も選ばなければなりません。
土で植えこむ場合はゴロゴロとした小石が混ざったような土では植える事が出来ません。
なぜかと言うと、植え方が今までの寄せ植えと違うからです。
容器一杯まで土を入れて、花束の状態にしたユニットを田植えの感覚でズボッと植えるのですが、土がふわふわで軽くないと、それが出来ないのです
その点、ギャザリングで多くの人が使用しているのがこのベラボンです。
ベラボンはヤシの実チップで出来ていて、清潔でとても軽い素材です。
水を含むと膨張し、乾くと縮むので膨張と縮みの繰り返しによって大きく空気を取り込み根張りを良くしてくれます。
そして最大の特徴は繰り返し使えると言うこと!5年は使えるそうですよ(o^^o)
使った後も燃えるゴミに出せるのでマンションなどで土の処理にお困りの方には特にオススメ!
もともとの栄養も無いので土よりは虫も湧かない気がします。
室内用のプランツアレンジでガラスの花瓶に植え込むときは必須アイテム❣
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花束を作る為に必要な水苔も特級品
水苔にもランクが有るのをご存知ですか?
私はギャザリングを始めるまで知りませんでした!
上の水苔が4Aです。ほとんど枝やゴミの混ざり物が無く本当にキレイで、とにかく長い‼
植物を合わせてくっつける役割が有るのが水苔です。水苔で土を落とした苗の首元を保護する役割も兼ねています。
その他に、苗と苗の空間を作るための繋ぎにもなり、水苔はギャザリングには欠かせない素材です。
下の一般的な水苔は短くごろごろしていて、ギャザリングをする上でかなり使い勝手が悪く使いずらいです。
ギャザリングには3A以上のランクをお勧めしています。
ギャザリング水苔
ギャザリングでユニット(花束)を作る時、水苔だけでは安定しないので、ギャザリング水苔という糸をつかいます。
アクリル製で本物の水苔のように、けば立っているので縛らなくても巻くだけで苗を密着させることが出来ます。ハサミを使わず手で切れるのでとても使い易いです。
これはギャザリング創始者の青木英郎先生が開発した資材で、腐ることがなく、一度使ても洗って何度もつかえます。
サキュレント(多肉植物)をギャザリングするときにも使います。
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